業者の犬猫飼育数に上限 劣悪飼育解消へ数値基準案

 動物の適正な飼育方法を話し合う環境省の検討会が12日開かれ、繁殖業者やペットショップなどの販売業者に対し、飼育数や犬猫の交配可能年齢などを規制する同省の数値基準案を了承した。繁殖業者では1人当たりの繁殖犬の飼育数は15匹、猫は25匹までとし、販売業者は1人当たり犬20匹、猫30匹を上限とする。交配は犬猫とも原則6歳までに制限した。

 一部業者による劣悪な飼育が問題化。不適切なケースへの監督や指導を十分に行えるよう昨年成立した改正動物愛護法で、具体的な基準を省令で設けると定めていた。違反を繰り返す業者は、自治体が飼育業登録を取り消す。基準は中央環境審議会に諮った後、来年6月施行の改正省令に盛り込む。基準では、犬猫の交配回数について、犬が6回未満、猫が10回未満の出産回数の場合は、例外的に7歳まで認めた。