崖の上のヤギ保護 千葉・佐倉

捕獲され、檻に入れられたヤギ=11日午前、千葉県佐倉市役所(同市提供)
捕獲され、檻に入れられたヤギ=11日午前、千葉県佐倉市役所(同市提供)

 千葉県佐倉市臼井田の京成線沿いの斜面に迷い込んでいたヤギが11日朝、飼い主と同県睦沢町の「むつざわヤギ牧場」により捕獲された。同市が発表した。

 逃げ出していたヤギは生後約5カ月の雌。近くの飼い主の男性が水田の除草目的で飼っていたが、5月21日から逃げだし、斜面に迷い込んでいた。

 市によると、捕獲には、群れで暮らすヤギの習性を利用し、雄のヤギと雌の子ヤギを使った誘い出しが行われた。4日から設置した斜面の上の保護スペースに雄のヤギと雌の子ヤギの2頭を11日午前6時55分ごろに連れてきたところ、逃げていたヤギは10分ほどでおびき出され、午前7時5分ごろに捕獲された。

 誘い出しは、先月27日と6日に続き、今回で3度目だった。今回、初めて誘い出しに加わった子ヤギの鳴き声に反応し、逃げ出していたヤギは、保護スペースに入ってきて捕獲が成功したという。

 捕獲されたヤギは、軽い脱水症状があり、体調管理のため、「むつざわヤギ牧場」で保護された。