【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】大山に梅野、近本に高山が勝負の矢面に立たないでどうする(1/5ページ) - 産経ニュース

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「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記

大山に梅野、近本に高山が勝負の矢面に立たないでどうする

2軍でプレーする阪神・高山俊=西宮市・鳴尾浜球場(撮影・林俊志)
2軍でプレーする阪神・高山俊=西宮市・鳴尾浜球場(撮影・林俊志)

 福留&糸井が矢面に立つチーム編成には「もうおサラバ」。大山、梅野、近本にさあ高山よ、君らが本物の軸にならないでどうするのか! 矢野阪神は120試合制の今季、40試合を消化した時点で18勝20敗2分けの借金2、首位・巨人に6ゲーム差の4位です。開幕後2勝10敗の大惨事から巻き返しましたが、矢野燿大監督(51)が宣言していたリーグVへの勢いは感じられません。どうして?なぜ?優勝をイメージできない戦いが続くのか…。それは、若手から中堅の選手たちがチームをグイグイ引っ張る存在感を示さないからです。福留&糸井らベテラン勢を片隅に追いやるような自覚がなければ、過酷なペナントレースを勝ち抜けません。

なぜ巨人と競り合えない

 コロナ禍における2020年のプロ野球ペナントレースは、各球団ともに全体の1/3となる40試合を消化しました。阪神は7日の広島戦(マツダ)に6-11で敗れてちょうど40試合。成績は18勝20敗2分けの借金2、首位・巨人とは6ゲーム差の4位です。

 6月19日に開幕した異例のシーズンは出だしの15試合がロードゲーム。実際は雨で流れて14試合でしたが、ここで4勝10敗の大きな出遅れ。そこから巻き返して一時は勝率5割にまで戻しましたが、7月28日のヤクルト戦(神宮)からの10試合は3勝6敗1分けとまたまた低迷モードです。

 何度もしつこいほど書きますが、開幕前の矢野監督は「今季はウチがリーグ優勝する。日本一になるもんだと思っている」とV宣言を発していました。シーズン前の指揮官の手応えは、そんな大風呂敷を広げたくなるほどのモノだったのでしょう。では、どうして?なぜ?阪神は巨人と激しく競り合うほどの力を発揮できないのでしょうか。