香港民主派の周庭氏、12月以降に量刑言い渡し 「収監されるかも」

5日、香港・九竜地区の裁判所で、判決後に記者会見する民主活動家の周庭氏(共同)
5日、香港・九竜地区の裁判所で、判決後に記者会見する民主活動家の周庭氏(共同)

 【香港=藤本欣也】香港の裁判所で5日、違法集会を扇動した罪などに問われた民主活動家、黄之鋒(ジョシュア・ウォン)氏(23)や周庭(アグネス・チョウ)氏(23)ら3人の公判が行われた。周氏は起訴内容を認め、12月1日以降の公判で量刑が言い渡されることになった。

 周氏は7月の前回公判でも起訴内容を認めており、この日、量刑が言い渡される可能性があった。しかし検察側の要求により、起訴内容を認めていない他の2人の審理を終えた上で、量刑の言い渡しが行われることになった。

 周氏は公判後、有罪と決まったのかとの報道陣の質問に、「私が罪を認めただけだ。結果がどうなるのか分からない。収監される可能性もある」と述べる一方、「香港人の民主主義を守るためにこれからも頑張っていく」と語った。

 周氏ら3人は香港警察の本部前で昨年6月21日、逃亡犯条例改正案の撤回を政府に求める抗議デモに参加し、演説するなどした。昨年8月末に逮捕・起訴され、保釈されていた。

 周氏だけが起訴内容を認めたのは、情状酌量を求めて実刑判決を免れ、民主化運動を続けるための法廷戦術の一環とみられる。

会員限定記事会員サービス詳細