「命のビザ」の杉原千畝 生誕120年で特別展 東京・中央区

 先の大戦中にナチス・ドイツの迫害を受けた多くのユダヤ人を救った外交官、杉原千畝と当時の駐日ポーランド大使の功績を伝える特別展「『命のビザ』~もう一人の外交官タデウシュ・ロメル展~」が、「杉原千畝Sempo Museum」(東京都中央区)で31日、始まった。8月30日まで。

 同展は杉原の生誕120年、ビザ発給80周年を記念して開催。ロメルは杉原の発給した「命のビザ」で来日したユダヤ人が最終目的地である米国やカナダなどに入国できるよう尽力した。杉原の功績とともに、これまであまり語られることのなかったロメルの活躍をパネルや動画で紹介している。入場料は大人800円、高校生以下無料。

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