児童虐待~連鎖の軛③

家庭復帰と親失うリスク 児相、難しい判断 

より住民に身近な市町村が家庭を支え、広域に目を配る児相が後方支援する。国はそういう形を想定するが、地元自治体の担当部署は、人員の少なさなどから個別の支援には動けない。ほかの児相では、家庭に戻った子供が虐待で命を奪われる事件も起きている。

理想は遠く、橋本さんは複雑な表情で吐露した。「児相だけで支え切れるかという不安はぬぐえず、社会が変わらなければとも思う。しかし、支援が必要な子供は目の前にいる。地域の支援者と個々につながり、今やれるだけのことを全力でやるしかない」

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