新型コロナ 茨城知事、都内への移動自粛要請 来県・帰省も控えて - 産経ニュース

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新型コロナ 茨城知事、都内への移動自粛要請 来県・帰省も控えて

 大井川和彦知事は20日、臨時の記者会見を開き、東京都内での新型コロナウイルス感染拡大を受け、都内への不要不急の移動・滞在の自粛を要請した。県独自の4段階基準では都内の感染状況は感染爆発・医療崩壊のリスクが高いステージ4にあたり、大井川知事は「都内の状況悪化に対し、強い危機感がある。明確な移動自粛を要請する」と力を込めた。(永井大輔)

 都内の13~19日の経路不明陽性者数は1日当たり110人で、県の独自基準に照らし合わせるとステージ4に該当する。大井川知事は、都内への移動自粛を要請するとともに、都内在住者に対しても「大変申し訳ないが、来県は控えてほしい」と呼びかけ、夏休みの帰省なども自粛するよう求めた。ただ、神奈川、千葉、埼玉県などについては「東京都ほどの状況ではない」とし、移動自粛の要請はしなかった。

 一方、県内の感染状況については、感染がおおむね抑制できている状態にあたるステージ2の判断を据え置いた。大井川知事は飲食店などへの休業要請は行わず、感染者との接触をメールで通知する県の独自システム「いばらきアマビエちゃん」の普及を目指し、感染拡大防止に努めるとしている。

 ただ、20日時点で同システムを導入している事業所は約5千軒。県内の飲食店は約1万2千軒で、これにパチンコ店などの遊興施設も加えると、全体のシステム普及率は約3割にとどまるとみられる。県は今後、職員など約70人のキャラバン隊を結成し商店会などに個別訪問を行うほか、県の支援事業への参加要件として、事業者に同システムの登録を義務付けるなどして普及を進めていく。

 大井川知事は「アマビエちゃんで感染経路を特定すれば、感染拡大を最小限に防げるため、休業要請に頼らなくて済む。ご協力をお願いしたい」と呼びかけた。