東京中止なら北京も開催困難、新型コロナでIOC委員が見解

スイス・ローザンヌのIOC本部=3月(ロイター)
スイス・ローザンヌのIOC本部=3月(ロイター)

 国際オリンピック委員会(IOC)の古参委員であるディック・パウンド氏(カナダ)は、新型コロナウイルス感染拡大のため2021年夏の東京五輪が仮に中止となった場合、約半年後に予定される22年北京冬季五輪も開催が困難になるとの見解を示した。ロイター通信が15日、報じた。

 北京冬季五輪は22年2月4日から20日に開催が予定されている。弁護士でもある同氏は「東京大会の後、同じアジア地域で、ウイルスの連鎖反応が起きないと想像するのは難しい」と指摘。一方で17日のIOC総会では「五輪関連のテーマは東京が中心となり、北京五輪の影響まで議論されないだろう」と述べた。

 また香港への統制を強める中国政府と米国間の政治関係が不安定なことも、北京冬季五輪の不安材料として挙げた。(共同)