川崎迫力3発 家長が戻ったサポーターの目の前で2ゴール

【サッカーJ1川崎フロンターレ対柏レイソル】前半、先制のゴールを決める川崎・家長昭博(左)=等々力陸上競技場(蔵賢斗撮影)
【サッカーJ1川崎フロンターレ対柏レイソル】前半、先制のゴールを決める川崎・家長昭博(左)=等々力陸上競技場(蔵賢斗撮影)

 サッカーの明治安田生命J1リーグは11日、川崎市等々力陸上競技場などで2試合が行われ、川崎は家長の2得点などで柏を3-1で下し、3連勝で勝ち点を10に伸ばした。

 「オー!」

 マスク越しに、川崎サポーターから声が漏れた。今季の初戦だった2月22日以来、140日ぶりに本拠地のスタンドへ戻ったファンに家長が歓喜をもたらした。前半40分に右CKを頭で合わせると、2分後には右足を振り抜き2ゴール。背番号41は「サポーターの前でプレーできるのは幸せだと改めて感じた」と喜びをかみしめた。

 新型コロナウイルス感染を防ぐため、ゴール裏では旗が揺れず、応援歌も響かなかった。川崎のサポーターは、小気味いいワンタッチのパス交換や、積極果敢な守備にも惜しみない拍手を送り、静かに選手の背中を押し続けた。

 詰めかけた4724人の姿勢が「ホーム」の環境を作り上げた。後半7分にはレアンドロダミアンが豪快に左CKを頭で押し込み、突き放した。家長は「拍手があったからこそ頑張れた」と感謝を口にした。

 4日のリーグ再開から、8日間で3試合の過密日程を全勝で乗り切った。「7月は全て勝つ」と鬼木監督。白星を積み重ね、スタジアム収容人員の50%が観客の上限となる見込みの8月につなげていくつもりだ。(五十嵐一)

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