大相撲の冬巡業取りやめへ 今年は一度も開催されず

 毎年12月に行われている大相撲の冬巡業が、今年は新型コロナウイルスの影響で取りやめる方針であることが11日、関係者への取材で分かった。春巡業、秋巡業は中止され、夏巡業は東京五輪が予定されていたため計画されておらず、今年は一年を通じて地方巡業が開催されないことになる。

 政府の指針では、プロスポーツイベントの観客について、8月以降は収容人数の50%を上限とする方針が示されている。関係者によると、収容人数の少ない巡業では採算を取るのが難しく、巡業の勧進元(主催者)に名乗りを上げる団体が減り、冬巡業を開催できる状況ではないという。

 一年を通じて巡業が行われないのは、八百長問題が起きた平成23年以来。

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