サッカーもサポーター戻る J2の1試合、力強い拍手

 サッカーJリーグのスタジアムにもサポーターが戻った。10日はJ2の1試合が組まれ、岡山市のシティライトスタジアムで岡山-北九州が観客を入れて開催された。入場者数が制限され、試合前には雨も降る中、2294人が入った。鳴り物や声を出しての応援は禁止されたが、観客はピッチで戦う選手たちを力強い拍手で鼓舞し続けた。

 観客席は左右約1メートル以上の間隔を空けて座るなど、新型コロナウイルス感染予防策を徹底。フェースシールドを着用した係員が入場時の観客の検温に当たり、手指の消毒も実施した。

 大部分を岡山サポーターが占めた観衆は着席して戦況を見詰めていたが、ゴールに迫る場面ではどよめきが湧いた。また、新技術の「リモート(遠隔)応援システム」も使われ、スピーカーから応援歌などが響いた。

 試合はアウェーの北九州が2-0で勝った。

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