みどり市笠懸町吹上地区の遊休農地で例年秋に咲くヒマワリが今月中旬から突然開花し始め、地元で話題になっている。市観光課は「コロナ禍に苦しむ方々を勇気づけるように咲いた『奇跡のヒマワリ』」としている。
同課によると、地域団体の上鹿田むらづくり推進協議会が平成8年に遊休農地を活用して、ヒマワリ畑を造成。例年8月に種を植えて9月下旬から開花が始まり、観光スポットとして知られる。
「季節外れ」の開花に、同課は「昨年まいた種が今年発芽したと推測されるが、この時期にこれほど多くの花が咲いたことは過去に例がない」と驚きの様子。見頃は7月上旬までと予想している。