B腕広報リレーコラム

ユニホームが語るもの…町豪将

オリックス・町豪将広報=京セラドーム大阪(撮影・水島啓輔)
オリックス・町豪将広報=京セラドーム大阪(撮影・水島啓輔)

 新型コロナウイルスの影響で延期となっていたプロ野球がようやく開幕した。毎年、開幕戦は格別な思いで選手たちの正装であるユニホーム姿を見つめているが、今季はいつにも増して輝いてみえる。

 ユニホームとは不思議なものである。そのチームが強ければ強いほど、どんなユニホームも格好良く見えてくる。きっと選手が胸を張ってプレーしているのも理由の一つだろう。

 野球少年だった頃に魅了されたプロ野球選手の一人がイチローさん(現マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)だった。同じオリックスのユニホームに身を包んだときの感激は今でも忘れられない。

 私の現役時代は3年間だった。戦力外通告を受けた際、現役への未練もあり、一度はトライアウトを受けようかと考えた。しかし、オリックスからは同時に球団職員としての話もいただいていた。自分をプロ野球の世界に導いてくれた球団に恩返しをしようと現役引退を決めた。

 手前みそだが、オリックスのユニホームはやはりかっこいいと思う。もしかしたら、このユニホームとの決別が考えられなかったのもあるかもしれない。

 ユニホームといえば、小学生時代の夢が西武、巨人、オリックスで活躍した「清原和博選手と同じユニホームを着て、優勝する」ことだった。PL学園高(大阪)時代の清原さんについてはさすがに当時の私は幼すぎて覚えていないが、プロ野球選手にあこがれる一地方の一少年にとって、大活躍する清原さんの姿は鮮烈だった。

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