首相会見全文(6)総裁任期「変えようとは全く考えていない」

通常国会の閉幕を受け、記者会見する安倍首相=18日午後、首相官邸
通常国会の閉幕を受け、記者会見する安倍首相=18日午後、首相官邸

 「この7年間の間にわが党においては党として方針を決めました(憲法改正の)4項目について、これは、党としてこの案を、まさに項目としてお示しをいこうということが決まった。これは私は大きな一歩、具体的な大きな一歩だったと思います。ただ国会の場でそれが進んでいない。これは国会みんなの、私は責任なんだろうとこう思います。その意味において、反対なら反対という議論をすればいいじゃないですか。なぜ議論すらしないのかと思うのは、私は当然のことではないのかなと思います」

 「私も自民党の総裁として、総裁任期の間に、憲法改正を成し遂げていきたい。その決意と思いにいまだ変わりはありません。ルールに従って任期を務めあげていく。これは当然のことであろうと思います。これを変えようということは全く考えておりません。この任期内にやりとげなければならないと思っております」

--北朝鮮による拉致事件について。今年に入って有本嘉代子さん、横田滋さんと拉致被害者家族が相次いで亡くなった。日朝首脳会談実現の見通しも含め、局面打開に向けた具体的な戦略をどう描くか

 「今年の2月に有本嘉代子さんが、そして先般、横田滋さんがお亡くなりになられました。先般、横田早紀江さんや拓也さん、哲也さん。記者会見、拝見させていただきました。お話を伺っていて、本当に私自身、滋さんが生きている間にめぐみさんを取り戻すことはできなく、できなかった。本当に痛恨の極みであり、申し訳ない思いであります」

 「なんとしてもご家族の皆さんのご期待に応えていかなければいけない。その思いを、決意を新たにしたところであります。大変責任を痛感しています。有本さんご一家とも、横田さんご一家ともまさに20年以上に渡ってともに戦って参りました。当初は多くの人たちがまだ拉致問題に対して関心を寄せずに、夏の暑い日に皆さんがビラを配っていても、受け取らずに多くの人が通り過ぎるというそんな時代がありました。でも、その中で、本当に汗を流しながら、時には涙を浮かべながら、その運動を展開をしてこられた」

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