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エッセンシャルワーカー ウィズコロナ,進む対応

 感染への危惧の高まりはエッセンシャルワーカーが顧客の対応に苦慮せねばならない場面も生んでいる。運送事業者のドライバーが配達先で消毒液を振りかけられたり、心ない言葉を掛けられたりする事例や、受け取り署名を求めた際に差し出すボールペンを不安視されることもあるという。

 ウィズコロナの先にある「アフターコロナ」への歩みでは、社会がエッセンシャルワーカーに支えられている自覚を持ち続ける必要がありそうだ。

 エッセンシャルワーカーは、社会生活に必須な事業で働く人たちを指す言葉だ。公共サービスの提供者や医療従事者はもちろん、さまざまな業種で働く人たちが含まれる。

 海外では「フロントラインワーカー」とも呼ばれる。米政府は医療やエネルギー、通信、農業、食品などの分野で働く人たちだとしている。感染拡大防止策が「都市封鎖」に至る中、市民の生命・財産を守り、社会を支えるために働いているとの位置づけだ。

 外出や営業の自粛での対応となった日本では、家族連れをターゲットにした飲食業も営業を継続した。生活の基礎を示す「衣食住」との言葉があるように、衣料や住宅関連品を扱う専門小売業も営業を続けた。

(経済本部 日野稚子、飯田耕司、岡田美月)

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