新入生の不安解消を 大学で交流会(1/2ページ) - 産経ニュース

メインコンテンツ

新入生の不安解消を 大学で交流会

新入生の不安解消を 大学で交流会
新入生の不安解消を 大学で交流会
その他の写真を見る (1/2枚)

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、多くの大学で新入生がキャンパスを訪れる機会がないまま自宅でオンライン学習を続けている。不安や孤独感を募らせる新入生を支援しようと、各大学が学生同士の交流会を企画するなどさまざまなサポートに乗り出し始めている。(有年由貴子)

 「入学おめでとうございます。4月から心細い日々を過ごされてきたことでしょう。ぜひ今日、お互いに知り合って充実したキャンパスライフのきっかけをつかんでください」

 大阪大が15日夕、豊中キャンパス(大阪府豊中市)で開いた新入生交流会。壇上の西尾章治郎総長がアクリル板越しに呼びかけると、緊張気味の新入生らの表情が少し緩んだ。

 同大の今年度の入学者は、下宿生約1800人を含む約3400人。だが、入学式の開催は見送られ、入学当初からオンライン授業が続いている。

 こうした新入生らの不安や孤独感を解消し、キャンパスの雰囲気を感じてもらおうと、大学が新入生を招いて交流会を企画。計800人以上から参加希望があるという。

 初日の15日は、新入生ら60人が大学幹部らから大学紹介や新型コロナウイルスに関する説明を受けた後、学部ごとに分かれて同級生同士で自己紹介や夕食をとるなど交流を深めた。

 下宿生で外国語学部の寄森月子さん(18)は「自宅学習は気軽に質問もできずつらかった。友達もでき、ようやく阪大生になれた気がする」と笑顔。検察官を目指し法学部に入学した折茂(おりも)勇斗さん(18)は「同じ志を持つ仲間が見つかった。心強いし、僕も負けないよう1人でもしっかり勉強しようと思えた」と話した。