北京の食品市場で40人超集団感染  当局は拡大警戒

 中国の北京市当局は13日、同市豊台区の食品卸売市場の従業員45人が12日に新型コロナウイルスのPCR検査で陽性だったと発表した。全員が現時点では無症状。またこれとは別に、12日に同市では発症者が計6人確認され、いずれもこの市場を訪れたことがある人や関係者などだと明らかにした。

 当局は首都での流行拡大を防ぐため警戒を強めた。豊台区の北京新発地卸売市場では、海鮮や肉類、野菜や果物などを扱っている。同市場の食品や加工場所などから採取したサンプル40点でウイルス遺伝子が検出され、市当局は市場内で感染が広がったとの認識を示した。13日午後、市場を閉鎖した。

 最初に感染が広がった湖北省武漢でも食品卸売市場が流行の引き金になったとみられている。北京では11日以降、発症者が連日数人確認され、新発地の市場を訪れた人が含まれていたため、濃厚接触者や環境サンプルの大規模検査をした。(共同)