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埴輪持ち去り タケノコ掘りの子供ら 「貴重と思わず」

接着剤で組み立てられ、現場付近に置かれていた円筒埴輪(河合町教委提供)
接着剤で組み立てられ、現場付近に置かれていた円筒埴輪(河合町教委提供)

 奈良県河合町の国史跡、大塚山古墳(5世紀後半)で墳丘が掘り起こされ、円筒埴輪(はにわ)2体が持ち去られるなどした問題で同町教育委員会は12日、町内に住む複数の子供と保護者が関わっていたことが分かったと発表した。

 町教委によると、大人1人と子供らが4月下旬、タケノコ堀りをした際に埴輪の破片を発見。後日、子供たちだけでタケノコを掘りに行き、ほぼ完全な状態の埴輪1体を見つけたという。埴輪は掘り出したときに一部が破損したとみられ、子供たちが持ち帰って接着剤で組み立てた。破片とともに元の場所へ戻した。

 子供の保護者の一人が、報道を見て騒ぎになっていることを知り学校へ相談。6月5日に学校を通じて文書で町に報告した。文書では「貴重なものは埋まっていないと思っていた。軽率なことをした」と釈明。「新型コロナウイルスで遊びに行けない子供たちにタケノコ掘りを体験させてあげたかった」とも書かれていたという。

 町教委は、「看板を立てるなどの対策を取り、再発防止に努めたい」としている。