阪神はソフトバンクとの練習試合で先制を許したものの、6-2で逆転勝ち。新外国人サンズは本拠地・甲子園で初めての本塁打を放った。
先頭で打席に立った三回、ソフトバンク先発の東浜の高め直球をたたきバックスクリーンへ。3月24日のDeNAとの練習試合以来となる大きなアーチに「久しぶりに打つことができてほっとしているよ」と顔をほころばせた。
東浜からは2月29日のオープン戦でも2打席連続本塁打と相性抜群。「昨季のチャンピオンチームで開幕投手を務める投手から打てたのはうれしい」と上機嫌だ。
昨季は韓国で28本塁打を放っており、同じく新加入で、練習試合3戦連続本塁打のボーアとともに長打力に期待がかかる。「甲子園は大きな球場だが、自分のスイングをしていい打球を打てれば本塁打になる」という力強い言葉が頼もしい。 (上阪正人)