群馬 警戒レベル「2」に引き下げへ 30日 知事が方針表明 社会経済活動の正常化加速

会見する群馬県の山本一太知事=25日、県庁(柳原一哉撮影)
会見する群馬県の山本一太知事=25日、県庁(柳原一哉撮影)

 群馬県の山本一太知事は25日に臨時会見を開き、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた休業要請や外出自粛の緩和に向けた行動基準について、県が独自に設定した警戒レベルを30日に現状の「3」(一定の緩和)から「2」(大幅な緩和)へ引き下げる方針を示した。「3密」の回避など「新しい生活様式」の定着を進めながら、社会経済活動の正常化への動きを加速させる。

 山本知事は、新規感染者数の増加ペースの鈍化傾向が続くことを前提に、「28日に開く対策本部会議で最終決定した上で、30日に引き下げる方向だ」と明言。

 判断理由には、県と地理的に近く、感染者数が最も多い東京都を含めた緊急事態宣言の全面解除や、県内の直近2週間の新規感染者数が2人にとどまったことなどを挙げた。

 「2」へ移行すれば、施設などへの休業要請は全面解除となり50人以下のイベントも可能となる。県境をまたいだ移動は、東京、神奈川、千葉、埼玉、北海道の5都道県を除いて認められる。

 また、県立学校と、南牧村を除く34市町村の小中学校では6月1日から分散登校などが始まる見通しだ。

 県は感染状況を2週間ごとに評価して警戒レベルを見直す。悪化しなければ、6月中旬にもほぼ通常通りの社会経済活動が可能になる「1」(限定的な制限)への引き下げが視野に入るという。

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