緊急事態宣言が全面解除となったことで、サッカーJリーグなど他のプロスポーツも再開に向け本格的に動き出す。
Jリーグは29日に全クラブの代表者らによる臨時実行委員会を開き、公式戦の再開日を確定させたい考えだ。22日に感染症の専門家から条件付きながら再開へ前向きな提言があり、7月上旬から当面は無観客で試合を行う案が有力となっている。
夏場所が中止となった大相撲。7月の名古屋場所も当初の予定より2週間遅らせ、7月19日初日に変更された。東京から名古屋への大人数の移動に伴う感染リスクを避けるため、東京・両国国技館での無観客開催を目指すとしている。10月の秋巡業は中止が決まっている。
3月途中でシーズンを打ち切ったバスケットボール男子のBリーグは、10月の新シーズン開幕を予定している。プロボクシングは6月末まで興行を自粛しており、原則無観客とするなどのマニュアルをまとめた上で、7月から再開する方針。日本ボクシングコミッションによると同5、12日に愛知県刈谷市、同16日には東京都で興行が計画されている。