「まだまだ届いていない。先ほどもありました。どうしてもこういうときにはそういうこともご理解をいただけなければならないわけでありますが、1日も早くこうした支援もお届けしていきたいと思っています。その支払いにも本当に大変な状況の中で、早く通してもらいたいという声を、声も私たちに届いております。この持続化給付金についても、まだお届けできていないということについては大変申し訳ないというふうに考え、感じておりまして、そういう皆さまにも1日も早くお届けをしていきたいと思ってます」
「今後、新しい生活様式の定着を図っていく上で、国民の皆さまには常時マスクの着用をお願いをしているところでございますが、仮に国民全員が毎日使い捨てマスクを利用するとなると、その需要は月30億枚を超えてしまいます。これまでの国内の増産に加え、輸入増加にも取り組み、今月は8億枚を超える供給を確保できる見込みでありますが、このうち医療機関向けのサージカルマスクを優先的に供給していることも踏まえれば、需要の拡大に見合うだけの十分な供給量を確保することは引き続き難しい状況にあることはご理解をいただきたいと思います。洗うことで再利用が可能な布マスクはそうした需要の増大を抑えて、需給バランスを回復することに大きな効果が期待できます」
「マスク増産に取り組んでおられますユニ・チャームの高原(豪久)社長も、先般、現在配布している布マスクとの併用が進めば、全体としてマスクの需要の拡大に対応できるのではないかということをおっしゃっているわけでありまして、その意味におきましても1日も早くお届けできるように全力で取り組んでいきたいと思います」
--満員電車で「3密」を避けるのは厳しい。満員電車をどう考えるか。テレワークや時差通勤などの取り組みだけで十分と考えるか
「今回感染症が拡大する中にあって、『3密』を避けなければいけないというときに、多くの皆さんは満員電車このままでいいのかということを考えられたんだろうと思います。その中で今回、国民の皆さまに大変なご協力をいただきまして、首都圏の主要路線においてはピーク時の時間帯の混雑が7割減少いたしました。これもまさに皆さまがテレワーク、あるいは時差通勤などでご協力をいただいた結果だろうと思います。改めて感謝申し上げたいと思います」
「今後は感染拡大を防止していく上において、今までのこの防止策を徹底しながら、社会経済活動を回復させていく新しい日常を官民でつくりあげていかなければならないんだろうと思います。その際、電車の感染リスクを低減することは極めて重要であると認識をしています。引き続きテレワークや時差通勤にご協力をいただきたいと思いますし、また、鉄道事業者においても車内換気の徹底や車内での会話を控えていただくことなどを呼び掛けるガイドラインを作成をしています。引き続き国民の皆さま、そして事業者の皆さまにご協力をお願いをしたいと、こう思っております」
「あとはやっぱりテレワークが新しいこのスタイルの1つにはなってきているんだろうと。これはあの、コロナ後の世界においてもですね、1つの大きな働き方の柱になっていく、それは満員電車に対して、満員状況を軽減していくことにおいても大きく寄与してくれるのではないかと期待をしています」