皇室ウイークリー

(642)両陛下、医療者へ「敬意」お伝え 秋篠宮ご一家は防護服ご提供

宮内庁によると、秋篠宮ご夫妻は11日、ビデオ会議を通じて長女の眞子さま、次女の佳子さまとともに済生会の関係者から説明を受けられていた。済生会によると会議は1時間ほどで、同会幹部や東京、神奈川の3病院の院長ら6人が各病院の対応状況などについて説明。ご夫妻は防護服などの医療資材が不足して職員らが手作りしていることや、医療従事者が地域で差別を受けていることなどを案じ、関係者をいたわる言葉をかけられたという。

ビデオ会議後の15日には、ご一家から済生会中央病院(東京都港区)に手作りの防護服100着が届けられた。病院関係者によると、会議の後、側近を通じて病院関係者にポリ袋などを使った防護服の作り方について問い合わせがあったといい、長男の悠仁さまも含めたご一家が、側近の職員らとともに製作されたという。防護服には医療従事者らへの激励の言葉が書かれた寄せ書きも同封されていた。

宮内庁によると、ご一家は11日以降もビデオ会議を通じ、各分野の専門家らから説明を受けられている。

【皇室ウイークリー】は毎週金曜日、「産経ニュース」に掲載している企画です。ニュース紙面ではあまり触れられない各宮家のご活動や、上皇ご夫妻のご様子を含め、宮内庁担当記者が皇室の1週間を振り返ります。紙面で掲載できなかった写真もご紹介しています。さらに「皇室ウイークリー」だけのために撮影した写真も、アップしています。

また皇室のご動静は、産経新聞社が取材協力している扶桑社の季刊誌『皇室 Our Imperial Family』でも、詳しくご紹介しています。

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