サンウルブズ、SR豪大会参加を断念へ 出入国に制限

 スーパーラグビー(SR)のオーストラリア勢のチームなどが同国内で計画している大会に、出場を目指していた日本チームのサンウルブズは参加できない見通しとなったことが21日、分かった。新型コロナウイルスの影響による出入国制限の問題をクリアできないため。渡瀬裕司最高経営責任者(CEO)は「断念せざるを得ない状況」と説明した。

 結論は来週に発表される見通し。SRは3月に中断したが、感染状況が落ち着いたニュージーランドとオーストラリアがそれぞれの国内での大会開催を計画。オーストラリア・カンファレンス所属のサンウルブズも参加を目指していた。

 サンウルブズは2020年シーズンを最後にSRから除外されることが決定しており、大会参加がなくなれば今季の活動は5月末に終了する予定。渡瀬CEOは「今後どういった活動ができるか考えたい」と話した。

会員限定記事会員サービス詳細