浪速風

新しい生活様式で生きる経済の仕組みが必要では

そろりそろりと、新しい生活様式が始まった。百貨店では家族連れの買い物は避け、滞在時間を短くするよう求められる。劇場や映画館の座席間隔は最低1メートルを確保しなければならない。博物館や美術館も滞在を短く、入場制限もあり得る…

▶日常が戻りつつあるのはうれしいが、今までと同じ日常ではないのだ。当分、新型コロナウイルスとは共生していかねばならないのだから。感染者数は随分減ったが、政府や自治体は「気を緩めるな」と引き締めに懸命だ。ならば、新しい生活に見合う新しい経済の仕組みも考えてもらいたい。だって、レストランや映画館で座席間隔を1メートル以上取るということは、それだけ店の利益率も減るということだから

▶ビジネスの上で従来の計算が成り立たなくなる。より付加価値の高いサービスを提供する努力は店側にあるのだろうが、きちんと利益が出る枠組みは社会全体で考えなくてはならないのである。