移住のミカタ

石川県珠洲市 豊かな里山里海 力強い人々

伝統の揚げ浜式塩づくりに挑戦する馬場千遥さん
伝統の揚げ浜式塩づくりに挑戦する馬場千遥さん

 能登半島の最先端に位置する珠洲市は、本州で最も人口の少ない市。世界農業遺産に登録された豊かな里山里海の原風景や文化を色濃く残しながら、奥能登国際芸術祭やSDGs(持続可能な開発目標)などに挑戦する、懐かしくて新しいまちです。

 私は昨年5月から移住担当の地域おこし協力隊として活動しています。私自身、何度か移住を繰り返してきましたが、全てが人との縁によるもの。今度は私が誰かのきっかけとなれればと思っています。

 本来なら、キリコ祭りや芸術祭など、「来てください」と言える機会はたくさんあるのですが、新型コロナウイルス対策のため、今はそれができないもどかしさがあります。しかしこんな時だからこそ、里山里海の豊かさやそこで暮らす人々の力強さをより一層実感します。

 移住希望者のためのワンストップ窓口「すず里山里海移住フロント」ではオンライン相談を受け付けていますので、気軽にお問い合わせください。(珠洲市地域おこし協力隊 馬場千遥)

メモ 東京から飛行機で約1時間。のと里山空港から珠洲市内まで車で約40分。金沢駅から特急バスで約3時間。問い合わせは珠洲市企画財政課(0768・82・7726)。またはWebサイト「すっとずっと」まで。

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