「ただ、同時にですね、われわれも押さえ込みつつありますから、39県において解除することができましたし、5月いっぱいの間は段階的に少しずつということでお願いさせていただいておりますが、その中でやはり試行錯誤しながらですね、えー、回答を求めて行くしかないんだろうとこう思っています。まったく元の日常に戻りたいという気持ちがみんな強いんだろうと思いますが、それまでは、先ほど申し上げました、ワクチンやあるいは治療薬が出現するまでの間は、ある程度の長期戦も覚悟しながら少しずつですね、進んでいくということなんだろうと思います」
「ただ、いえることは間違いなく、日本は終息への道は進んでいる。その結果、医療提供体制にも少し余裕も、改善し、余裕も出てきたということではないかと思います。しかし、われわれも不断の努力をしていきたいと思います」
--9月入学の是非をどう考えるか。緊急事態宣言が一部で継続となり、地域間で格差が生じる。5月末までに再開できれば授業確保が可能という見方もある。
「この9月入学については、そもそも、例えば教育再生実行会議において、今後の課題の一つとして9月入学。これは国際社会において多くの国において9月入学ということもかんがみ、たくさんの学生たちが日本にもやってきますし、日本の学生も海外へ留学をする。海外から帰ってきて会社に入る人もいるということにおいてそれも視野に入れるべきだという議論もありました」
「また、もちろん、わが党内においても反対の議論もあるわけでありますが、まずはとにかく、子供の皆さんの学びの場をしっかりと確保していく、そして大きな差が出ないように最大限の努力をしなければならないと思いますが、指定解除による学校再開の状況や、子供たちや保護者はもとより社会全体への影響を見極めつつ、さまざまな選択肢について、この9月入学も有力な選択肢のひとつだろうと思いますが、えー、前広に検討していきたいと思っています。あの、ま、もちろん拙速な、大変大切なことですから、拙速な議論は避けなければいけませんし、今の状況等もどのように考えるかということも大切なんですが、しっかりと深く議論をしていきたいと思っています。今与党でも議論していると思います」