8都道府県での宣言 首相「可能なら31日待たず解除」

会見で39県の緊急事態宣言解除を表明する安倍晋三首相=14日午後、首相官邸(春名中撮影)
会見で39県の緊急事態宣言解除を表明する安倍晋三首相=14日午後、首相官邸(春名中撮影)

 安倍晋三首相は14日の記者会見で、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐための緊急事態宣言が継続される8都道府県について「21日をめどに、専門家に解除基準に照らして評価いただき、可能であれば(宣言の期限である)31日を待つことなく解除する考えだ」と述べた。

 首相は8都道府県の状況に関しては「感染者数の大きな減少に加え、人工呼吸器が必要になる重症者もピーク時の6割ぐらいまで減少している」と対策の効果を強調した。8都道府県で宣言を解除しない理由については「まだリスクが残っている」と説明した。

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