プラごみ削減へ具体策検討 環境、経産両省が初会議

経済産業省=東京都千代田区
経済産業省=東京都千代田区

 環境、経済産業両省は12日、プラスチックごみの削減策を議論する合同の有識者会議の初会合をウェブ上で開いた。昨年5月に策定した「プラスチック資源循環戦略」に基づき、使い捨て容器の削減やリサイクル促進、植物を原料とするバイオ素材の利用拡大などの具体策を検討、来年3月までの取りまとめを目指す。

 夏ごろに基本的な方向性を示す方針で、企業の協力を得やすい仕組みや、自治体への支援策なども論点となる見込み。

 12日の初会合では有識者から「資源循環がビジネスチャンスにつながるような環境整備が必要」「分別回収の対象を広げるとともに、自治体の財政負担を軽減すべきだ」といった意見が出た。リサイクルや廃棄物処理に関する制度の見直しを求める声もあった。

 循環戦略は、食品容器などの使い捨てプラスチックの排出量を令和12年までに25%削減し、廃家電や自動車部品を含む全てのプラスチックごみを17年までに100%有効利用する目標を掲げた。