ひき逃げで中1生徒死亡 自転車で横断中か

 7日正午ごろ、東京都江戸川区北小岩の国道14号交差点で、少年がワゴン車にはねられた。捜査関係者によると、少年は中学1年の男子生徒(12)とみられ、頭を強く打っており間もなく死亡が確認された。車は現場から逃走し、警視庁がひき逃げ事件として捜査。千葉県松戸市内で車を運転していたとみられる男を発見し、詳しい事情を聴いている。

 警視庁によると、現場は信号機のある片側2車線の交差点で見通しは良かった。少年は自転車に乗って横断歩道を渡っていた際にはねられた可能性がある。交差点近くにある小岩署江戸川交番にいた署員が、衝突音を聞き、路上に倒れた少年を発見した。

 現場は京成電鉄江戸川駅から南に約200メートル。新型コロナウイルスの感染拡大で同区内の学校は休校中だった。同庁は少年の身元確認を急いでいる。

 同庁によると、感染拡大が本格化した今年3月1日~4月末の人身事故は前年同期比で34・5%減少。一方で1月1日以降の死者数は同期比7人増の47人で、うち3人が子供だった。普段は学校にいる生徒らが日中に路上を通行する機会が増える可能性もあり注意を呼び掛けていた。

 近くに住む男性(77)は「パトカーの音で外に出ると、男の子が頭から血を流してうつぶせに倒れていた。救急隊が心臓マッサージを施していたが、ピクリとも動かなかった」と話していた。

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