「心も人生もめちゃくちゃに…」ナンパ塾連続性暴行事件、被害女性の証言

 事件関係者は「ゲーム感覚で(性交の)数を稼ぎ、あたかも自分の功績のように隠し撮りした動画をためていた」と指摘する。

 今年3月12日、東京地裁は渡部被告に懲役13年(求刑懲役14年)を言い渡した。家令和典裁判長は「女性の人格を無視した犯行態様は非常に悪質だ。被害者に無断で性交の場面を動画に記録していた」と断じ、性交の動画などが記録されたパソコンとハードディスクの没収も求刑通り命じた。

 没収は刑罰の一種だが、犯罪で使用された物や、犯罪行為に不可欠な要素となっている物など対象は刑法で規定されている。法曹関係者によると、性犯罪で検察がパソコンとハードディスクの没収を求刑するのは異例で、没収を命じた地裁判決は画期的だった。

 渡部被告は判決を不服として東京高裁に控訴している。

 渡部被告や塾生が動画やナンパの状況を投稿していたグループチャットの名前は「終戦記念日」だった。

 女性は「まっとうな戦いがどういうものか。彼らに学んでもらいたい」と語り、こう続けた。

 「RNAが一掃されたら、それが私の終戦記念日です」