神戸、パナなどが参加意思 来秋のラグビー新リーグ

 ラグビーのトップリーグ(TL)に代えて2021年秋の開幕を目指す新リーグについて、神戸製鋼やパナソニック、サニックスなどが日本協会に参加意思を示したことが1日、関係者への取材で分かった。4月30日に関連した文書の受け付けを締め切り、TLの主なチームや下部トップチャレンジリーグに所属する釜石シーウェイブス(SW)も提出した。

 日本協会は今後、新型コロナウイルスの感染拡大の影響も考慮しながら、新リーグのチーム構成などの議論を進める。

 釜石SWは昨年のワールドカップ(W杯)日本大会の会場となった岩手・釜石鵜住居復興スタジアムを本拠地に想定している。桜庭吉彦ゼネラルマネジャーは「スタジアムの活用に貢献し、地域活性化につなげたい」と話した。

 新規参入も募っていたが、ことし限りでスーパーラグビー(SR)から除外される日本チームのサンウルブズは見送ったもよう。SRを離れた後の活動は海外リーグの動向も踏まえて検討する。

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