22歳の瀬立モニカ、東京パラ後は医師目指す

 パラカヌーの日本選手権(せんしゅけん)に出場した瀬立モニカさん=2019年9月、東京の海の森水上競技場
 パラカヌーの日本選手権(せんしゅけん)に出場した瀬立モニカさん=2019年9月、東京の海の森水上競技場

 東京パラリンピックのカヌー代表に内定している22歳の瀬立モニカ(江東区協会)が30日までに電話取材に応じ、来年に延期された東京大会後の進路について「医療の仕事をしたいという気持ちがある」と医師を目指す意向を明かした。

 筑波大の体育専門学群に在籍する瀬立は東京大会終了まで休学する予定だったが、大会の延期を受けて4月に復学した。競技活動と並行してオンラインなどで授業を受け、順調なら来年秋以降に卒業できる見込みで、その後に他大学の医学部への編入試験受験を考えているという。

 前回リオデジャネイロ大会でパラリンピックに初出場して8位だった瀬立は、東京大会の予選を兼ねた昨年の世界選手権(ハンガリー)で5位に入った。東京大会はメダルを目標に掲げ、現在は沖縄県で合宿している。

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