日本相撲協会は25日、高田川親方(53、元関脇安芸乃島)と十両白鷹山(25)=高田川部屋、幕下以下の力士ら4人の計6人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。同協会は10日に幕下以下の力士の感染を発表していたが、親方と関取の感染判明は初めて。6人は全員入院している。
同協会によると、高田川親方は発熱の症状があったため、23日に東京都内の医療機関でPCR検査を受け、24日に陽性が判明した。白鷹山は感染が疑われる症状はなかったが、24日にPCR検査を受け、同日に陽性との結果が出た。
幕下以下の力士ら4人については、氏名や所属部屋は公表していない。感染した人がいる相撲部屋は今後2週間、稽古や外出を控えるとしている。