「コロナにタックル」合言葉に ラグビーとアメフトがSNS共闘

「コロナにタックル」合言葉に ラグビーとアメフトがSNS共闘
「コロナにタックル」合言葉に ラグビーとアメフトがSNS共闘
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 新型コロナウイルス感染拡大の影響でスポーツイベントの中止や延期が相次ぐ中、ラグビーとアメリカンフットボールが競技の垣根を越え、会員制交流サイト(SNS)でメッセージを発信している。合言葉は「コロナにタックル」。味方のピンチを防ぐため相手を倒す力強いタックルのように、同じ楕円球を扱う競技がワンチームとなってコロナ禍を乗り越えようとしている。  (岡野祐己)

「中の人」がきっかけ

 はじまりは4月3日、ラグビーのトップリーグ(TL)の公式アカウントのツイッターに、日本ラグビー協会職員が「SNS担当 中の人」として投稿した手書きの文章だった。「またスタジアムで、皆さんとラグビーを楽しみたい そんな想いを皆さんと共有できて、世の中の閉塞感が全部吹き飛びますように!! コロナにタックル!!」

 昨年開催されたワールドカップ(W杯)日本大会で日本代表は初の8強入りを果たし、チームが掲げたスローガン「ONE TEAM(ワンチーム)」は新語・流行語大賞にも選ばれた。ラグビーに大きな関心が集まる中で開幕したTLは2月23日に第6節を消化した時点で観客約42万人を動員。最終節の第15節までに過去最多の約49万人を大きく上回る90万人の観客動員が想定されていたが、3月23日、コロナ禍により残り試合の中止が発表された。

 無念の思いを抱えるファンへのメッセージには4300以上の「いいね」が付くなど、30万人以上が閲覧。それだけでなく「#コロナにタックル」のハッシュタグ(検索目印)を付けたツイートが瞬く間に広がった。「みなさん、今日も一日、良いタックルをしましょう」「みんなで乗り越えていきましょう! まずは自分のできることから!!」