トランプ氏「中国に不満」 死者数「米国より多い」と主張

中国・武漢市内の病院を視察するWHOと中国の専門家チームのメンバーら=2月(共同)
中国・武漢市内の病院を視察するWHOと中国の専門家チームのメンバーら=2月(共同)

 トランプ米大統領は17日の記者会見で、中国が新型コロナウイルスの初動対応で米国や世界保健機関(WHO)の専門家を受け入れず、世界的な感染拡大を招いたとの認識を示し「中国には不満を持っている」と批判した。中国が死者数を上方修正したのを受け「死者数が世界最多なのは米国ではなく中国のはずだ」と主張した。

 トランプ氏は、新型コロナの感染拡大は「とっくの昔に封じ込められていたはずだった」と中国の対応を非難。「WHOの専門家は最終的に誰よりも早く中国に入ったのに、何が起きているか報告しなかった」と不満を示し、中国寄りだとして資金拠出停止を決めたWHOにも矛先を向けた。

 中国の死者数については「あれだけ広大な国で、あんな大変な状況だったのだから死者も世界で一番多いはずだ」と指摘。死者数を訂正した湖北省武漢市だけではなく、他の地域でも報告数より多い可能性があるとの見方を示した。(共同)