『睡眠専門医が考案した　いびきを自分で治す方法』

　■１万人以上の経験基に考案

　「家族のいびきがうるさくて眠れない」「いびきを指摘され悩んでいる」という方も多いのではないでしょうか。

　「たかが、いびき」と軽く考えられがちですが、放置していると睡眠時無呼吸症候群につながり、高血圧や動脈硬化の進行にともなう心筋梗塞や脳卒中、糖尿病などの恐ろしい病気を招きます。

　最悪の場合、突然死のリスクも高めてしまう非常にこわいものなのです。それだけでなく、うつ病などのメンタルの不調、ＥＤや不妊、薄毛・抜け毛など、思わぬところに影響を与えることもわかってきました。いびきは「うるさいけれど、しょうがない」ではなく、きちんと治す必要がある病気なのです。

　いびきについて正しい知識を知ってほしい、そして本気でいびきを治したいと思っている方々にその方法を伝えたいという思いから、睡眠専門医の白濱龍太郎先生と一緒に作ったのが本書です。この本では、１万人以上の患者さんと向き合ってきた白濱先生が、その経験に基づいて考案した「いびき解消メソッド」を紹介しています。

　いびきの大きな原因である舌の筋肉の衰えを補うトレーニング、気道をしっかり確保できる眠り方、睡眠の質を上げる食事のコツを取り入れるという３つのメソッドを実践することで、いびきの改善につなげることができます。

　いびきでお悩みの方、パートナーのいびきに悩まされているという方は、本書のメソッドでいびきの悩みから卒業し、快適な睡眠を手に入れていただきたいと思います。（白濱龍太郎著／アスコム・１３５０円＋税）

　アスコム編集部　村上芳子