教えて Kーda先生

緊急事態宣言 国民生活を守るために

新型コロナウイルスの感染が広まっているため、政府から「緊急事態宣言」が出されました。この宣言とはどんなものなのでしょうか。

今回、「新型インフルエンザ等対策特別措置法」に新型コロナも対象となりました。この法律では多くの国民の命が危険にさらされ、生活や経済が立ち行かなくなる場合に宣言を出すとしています。

まず、7都府県が対象となり、その後、全国に拡大されました。法律に従って各知事は「不要不急の外出の自粛」や休校などの要請を出しています。「不要不急の外出」の内容について、政府では仕事や食料・日用品の買い物は「不要不急ではない」としました。では洋服を買うのはどうでしょうか。自宅勉強用に本を買うのは不要不急でしょうか。微妙なところですね。

もう一つ、「遊技場や遊興施設の使用制限などの要請」について政府は当初、外出自粛の結果を見てから、と考えていました。

遊技場や遊興施設とは、皆さんに関係あるのは、カラオケ店やゲームセンターなどです。それでは感染を抑える効果が薄いとして、一部の知事らが休業要請を出す方向で動きました。

ただ、法律では「要請」というお願いで、強制ではありませんので、お店を閉めて減った収入の補償は書かれていません。東京都は協力金を払うことで決着しましたが、金額は十分ではなく、「店を開く」という人もいるようです。

外国のように、「都市封鎖」(ロックダウン)など強制的に外出を禁止するのがいいかは意見の分かれるところです。この緊急事態宣言で新型コロナの感染拡大を抑える効果があるのか、国民の生活を安定させることができるのか、よく観察しておく必要がありそうです。

K-da先生 中学校社会科教諭から新聞記者になり、教育問題などを取材してきました。趣味は登山と街歩き。世の中の難しいことを、簡単に分かってもらおうと頑張っています。

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