千葉で35人の感染確認 千葉市の男性死亡 

 千葉県などによると、同県内では17日、新たに35人の新型コロナウイルスへの感染が確認された。千葉市は市内の病院に入院していた60代男性の死亡を発表。県内での死者は8人となった。

 17日に明らかになった感染者を居住地別にみると、市川市が5人▽船橋市が4人▽柏市、木更津市、白井市、鎌ケ谷市が2人▽千葉市、野田市、勝浦市、八街市、佐倉市、横芝光町が1人▽県外が2人▽未公表が10人。

 集団感染が発生している松戸市の介護老人保健施設「あきやまの郷」では入所者9人と職員1人、市川市の介護老人保健施設「市川ゆうゆう」では入所者2人の感染が新たに判明。あきやまの郷関連の感染者は計32人、市川ゆうゆう関連の感染者は計8人になった。

 千葉市は都内在住の40代女性公務員と30代男性会社員の感染を発表。柏市は同市の40代と60代の男性会社員と都内在住の30代の男性会社員の3人の感染を、船橋市は同市の20~50代の男女の会社員4人の感染を、それぞれ発表した。

 また、県は16日に感染者として発表した県外在住の薬剤師4人の所属を、浦安市の順天堂大医学部付属浦安病院と明らかにした。

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