浪速風

闘将の教え「絶対にあきらめない」

優勝パレードで沿道を埋めるファンの声援にこたえる星野仙一さん
優勝パレードで沿道を埋めるファンの声援にこたえる星野仙一さん

選手3人が新型コロナウイルスに感染した阪神タイガースが、自主練習を始めた。緊急事態宣言下で、世間の感染状況は予断を許さないが、シーズン開幕に向けた一歩を踏み出せたことに、少しだけ明るい兆しを感じる。選手らは強い意志を持ってコロナ禍を克服してほしい

▶平成14年、星野仙一さんが指揮官就任1年目に打ち出したスローガンを思い出す。「NEVER NEVER NEVER SURRENDER(ネバー・ネバー・ネバー・サレンダー)」。直訳すると「絶対に、絶対に、絶対に、あきらめない」。その意識を最下位続きで、自信を失っていた選手に徹底的に植え付けた

▶中でも大切にしたのが、全員が同じ方向を向き、一丸となって戦うこと。弱音や自分勝手な行動は許さなかった。虎党なら結果はご存じのはず。翌年に18年ぶりのリーグ制覇を果たした。星野さんだったら、厄介なウイルスにどう挑むか。勝つまで、手綱は緩めないはずだ。