「負けへんで」休業の飲食店が連携しポスター コロナ感染予防啓発、印刷の売り上げ寄付も

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「負けへんで」休業の飲食店が連携しポスター コロナ感染予防啓発、印刷の売り上げ寄付も
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 新型コロナウイルスの感染拡大で緊急事態宣言の対象地域となり、営業自粛などが拡大する大阪で、企業が前向きなメッセージや感染予防をポスターで訴えている。お好み焼きチェーンなどでは、休業告知のポスターで再開に向けた思いを掲載。ネット印刷会社は手洗いなどを呼び掛けるポスターを発信し、終わりの見えない不安に立ち向かう姿勢を示している。

(山本考志)

 「負けへんで 絶対ひっくり返したる。」

 7日の緊急事態宣言を受け、翌8日から対象地域の直営店などで営業を自粛しているお好み焼きチェーン千房(大阪市浪速区)の店頭には現在、コテでお好み焼きを返そうと構える従業員の姿に、このメッセージを添えたポスターが張り出されている。

 同社では3月の売上高が前年同月比で6割減少。多くの店舗が臨時休業に入った4月はさらに悪化する見通しだが、中井貫二社長が休業告知のポスターに営業再開への思いを込めようと作成を指示した。

 中井社長は「大阪の街に欠かせないものが食と笑い。通り一遍の休業あいさつではなく、大阪の企業らしくユーモアがありながらも思いが伝わるポスターにした」と話す。

 中井社長が副会長を務める大阪・ミナミの商店で組織する「道頓堀商店会」のメンバーも賛同。「串かつだるま」はソースの二度漬け禁止とかけて「負けへんで コロナの流行は禁止やで」、たこ焼きチェーン「たこ家道頓堀くくる」はたこ焼きの写真に「負けへんで アツアツ魂でスグに復活!」と入れた休業告知ポスターを作成した。

 ポスターには、大阪観光局が感染防止や観光需要の回復に向け企業・団体に呼び掛けるキャンペーン「がんばろう日本!We are OSAKAプロジェクト」のロゴも。大阪観光局は企業や団体にロゴの活用を呼び掛けている。

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