札幌呼吸器科病院の感染者、計25人に

 感染が拡大している新型コロナウイルスをめぐり、札幌市は14日、クラスター(感染者集団)が発生している札幌呼吸器科病院(白石区)で、新たに入院患者や医師ら50~90代男女5人の感染が確認されたと発表した。同病院での感染者は計25人となった。

 市は、同病院から転院した患者が陽性と判明している長野病院(白石区)で、新たに60代の男性入院患者の感染が確認されたことも明らかにした。長野病院の感染者は計2人となった。

 札幌呼吸器科病院では同日、90代の男性入院患者が死亡。同病院での入院歴がある北広島市の80代男性が13日夜に亡くなっている。

 札幌市によると、長野病院で確認された60代男性は平成23年4月から入院しており、札幌呼吸器科病院から今月1日に転院してきた70代の男性入院患者と同室だったという。市は長野病院での院内感染とみて、同病院でも入院患者や職員らの検査を進めている。

 市によると、札幌呼吸器科病院で14日新たに感染が判明したのは、80代男性医師▽50代女性清掃員▽70代男性入院患者▽90代女性入院患者2人-の5人。

 同市内では14日、感染経路が不明の30~60代男女4人の感染も確認され、14日に市内で判明した感染者は10人。北海道では旭川市や上富良野町などでも男女8人の感染が確認され、道内で14日新たに判明した感染者は計18人となった。

 道によると、14日午後4時時点の道内の感染者は延べ290人(再陽性の3人を含む)。このうち161人が陰性と確認されて治療を終えた。治療中の患者は116人で、うち6人が重症。同日までに13人が亡くなった。

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