東京五輪の追加負担は「数百億円」 IOCバッハ会長言及

IOCのトーマス・バッハ会長=12日、ギリシャ・オリンピア(古厩正樹撮影)
IOCのトーマス・バッハ会長=12日、ギリシャ・オリンピア(古厩正樹撮影)

 国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は、東京五輪の延期に伴い数百億円の追加費用負担を覚悟していることを明らかにした。ドイツ主要紙ウェルト(電子版)が12日に掲載したインタビューで言及した。

 バッハ氏は1年の延期で生じる追加経費の総額について「今言うことはできない」と断った上で、「数億ドル(1ドルは約108円)の追加費用に直面することになるのは既に明らかだ」と述べた。

 延期は安倍晋三首相の提案にIOCが同意して3月24日に決まり、追加費用は概算で約3000億円規模と見込まれる。バッハ氏は、中止の選択肢が現実的にはなかったとして、「中止と違い、延期はIOCが独断では決められない。中止時にはIOCの保険が適用されるが、延期では適用されない」と立場を強調した。(共同)