仮放免終了でも出頭求めず 入管庁、コロナで柔軟対応

 出入国在留管理庁は、健康上などの理由で一時的に収容を解かれる「仮放免」を認められた外国人に対し、5月6日までの間は仮放免の期限が過ぎても、当面出頭を求めないことを決定した。新型コロナウイルス特措法に基づく緊急事態宣言を受けた措置。

 在留資格がなく強制退去処分となった外国人らは全国の入管施設に収容されているが、入管庁によると、仮放免者は原則1カ月以内の期限内に入管当局に出頭する必要がある。

 入管庁は、全国の施設には7日付文書で通知。施設側は既に対象者に連絡を始めた。今後の出頭日は改めて指定する。また、仮放免を新規に許可する場合には、1カ月の期間にとらわれずに指定するよう求めた。

 5月6日までに仮放免の期限を過ぎた人が警察に職務質問を受けた場合は、「不利益」が生じないよう警察と情報共有するとしている。