首相記者会見全文(9)「アビガン、病院の倫理委を通っていれば使える」

緊急事態宣言を発令し会見に臨む安倍晋三首相は咳き込む場面も=7日午後、首相官邸(春名中撮影)
緊急事態宣言を発令し会見に臨む安倍晋三首相は咳き込む場面も=7日午後、首相官邸(春名中撮影)

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 --アビガンやレムデシビルが効くという情報がある。病院に行ったら使えるようになるのは、いつ頃と見込んでいるのか

 「現在、日本の薬であるアビガン、あるいはオルベスコ、フサンというものがある。レムデシビルというのはアメリカの薬でありますが、日米で治験を行っております。アビガンについてはすでに120例を超える投与が行われており、症状改善に効果があったという報告も受けています。また、世界30カ国以上からアビガンを日本から送ってもらいたい、提供してもらいたいという要望も実は来ているわけであります。現在、3月31日から企業治験を実施をしており、今後希望する国々と協力しながら、臨床研究を拡大するとともに薬の増産をスタートすることとしています」

 「そして、今のお話は、例えば私たちが感染をして、入院をして、アビガンを使ってもらいたいと思ったら使えるのかということだと思います。ご承知のように催奇形性という副作用がありますから妊婦の方は使えませんが、それを十分に認識した上で先生たちも処方されると思います。先生にアビガンを使ってもらいたいと言ってですね、その病院の倫理委員会において使えるということになっているとすれば、それは使っていただけるようにしていきます」

 「これは観察研究の中で行っていくということになり、いわば治験のルートではありませんが、観察研究という形で、先ほど申し上げました、(投与を希望するという)そういう皆さんに使っていただきたい。患者さんも、先生に自分はアビガンを使いたいと思えば使いたいと言っていただければ、病院の倫理委員会で通っていれば、それは使えるということになるんだろうと。すでに、いくつかの病院では倫理委員会でアビガンが使えるということになっているというふうに承知をしております」

 --緊急事態宣言の効力は本日からか。何時を目途に効力が有効になるのか

 「これ官報に載った段階かな。細かいんですが、官報にいつ載るのかちょっと(事務方『今夜中』)」

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