国内の死者100人超す 新型コロナ、新たな感染者は355人

外出自粛要請が出ているものの、多くの人で賑わう浅草の仲見世商店街=4日午後、東京都台東区(納冨康撮影)
外出自粛要請が出ているものの、多くの人で賑わう浅草の仲見世商店街=4日午後、東京都台東区(納冨康撮影)

 東京都は5日、新たに143人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1日当たりの確認数として最多を更新した。感染経路をたどれない人は92人。都内の感染者は2日連続で3桁を記録しており、累計では1千人を超えて1033人となった。

 国内では同日、新たに355人の新型コロナウイルス感染が確認され、感染者はクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客乗員、チャーター機による帰国者を含め4559人になった。感染者が300人を上回ったのは3日連続。東京都などで計9人が死亡し、死者は104人に増えた。

 都は4日発表分の感染者数を1人多く計上したとし、117人に訂正、感染経路不明は80人だった。5日に確認された死者は7人で、都内の死者は計30人となった。

 5日夜時点で入院患者は951人。感染者数の増加が著しく病床確保の懸念が続いているが、小池百合子知事は同日夜、都の配信動画を通じて「都内の医療体制は確保されている。本日、病床を1千床確保した」と説明した。さらに小池氏はホテルを1棟単位で借り上げ軽症者らを受け入れる取り組みを7日から始める方針も表明。「より重症な人が病床を利用できるようになる」と強調した。

 また小池氏は、5日のNHK番組で政府による緊急事態宣言に言及し、「『お願いベース』の自粛要請からさらに一歩踏み込むことができる」と指摘。「いざというときの特措法であり、今が『いざ』ではないか。都としても態勢を整えている」と危機感を示し、国に早期の対応を求めた。

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