横浜市立市民病院、医師49人を自宅待機に 研修医感染受け

 横浜市は、市立市民病院に勤務する20代の女性研修医が新型コロナウイルスに感染したことを受け、濃厚接触者として指導医4人と研修医45人全員も自宅待機とした。市の担当者は「研修医は救急患者の初期対応に当たり、一定の戦力だった。救急診療体制の維持が厳しく、かなりのダメージだ」と話している。

 同病院は県内に8つある「感染症指定医療機関」の一つ。集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から搬送された感染者も入院していた。

 感染した女性研修医は2年目で、救急外来などの診察を担当。感染症病棟では勤務していなかった。感染経路は不明で、軽症という。

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