ばかばかしさで絶大な人気 志村けんさん、新型コロナ感染で死去 

 56年には、競馬の「ノミ行為」で書類送検され、一時、謹慎。「全員集合」などの出演を見合わせた時期があった。直後に「全員集合」の裏番組となった「オレたちひょうきん族」の人気で、ドリフ人気にも陰りが見られ始めた時期と重なり、「全員集合」は60年秋に放送を終えた。

 だが、志村さん自身は「全員集合」終了後も、さまざまな番組で活躍した。加藤さんとの「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」のほか、個人の冠番組となった「志村けんのだいじょうぶだぁ」「志村けんのバカ殿様」などの人気は長く続く。志村さんを慕う芸能人も多く、これらの番組などからミュージシャンの桑野信義さん、お笑いトリオ「ダチョウ倶楽部」、近年ではお笑いコンビ「千鳥」の大悟さんなどと人脈が連なっている。

 古希を迎え、新たに主演映画や、NHKの連続テレビ小説「エール」の出演も決まり、収録にも臨んでいた矢先。お笑いの巨人が逝った穴はとてつもなく大きい。