卒業祝賀会でクラスター発生か 京産大生ら5人が感染

新型コロナの感染者について会見する門川大作・京都市長(左)、大城光正・京都産業大学学長=29日午後、京都市中京区の京都市役所(永田直也撮影)
新型コロナの感染者について会見する門川大作・京都市長(左)、大城光正・京都産業大学学長=29日午後、京都市中京区の京都市役所(永田直也撮影)

 京都府と京都市は29日、府内居住の20代の京都産業大の男子学生ら5人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。いずれも軽症という。京都府内での感染確認は計45人となった。卒業旅行や祝賀会で感染が広まった可能性があり、市はクラスター(小規模な集団感染)発生の可能性が極めて高い状況にあるとして、接触のあった学生ら約50人を健康観察する。

 市によると、感染が確認された学生のうち1人は別の3人の京産大生とともに今月2~13日、卒業旅行でスペインやフランスなど欧州各国を訪れていた。同行学生のうち2人は、愛媛と石川の両県で陽性が判明、残る1人は陰性という。

 今回感染が確認された他の4人は、卒業旅行に行った学生も参加して京都市内で開かれた卒業祝賀会に参加しており、その際に感染した可能性が高いという。4人はゼミやサークルなど計3つのグループで祝賀会や懇親会を行っていた。

 京都市は29日、市内の各大学などに海外から帰国した学生や教職員に2週間の自宅待機を徹底するなど感染拡大防止のための緊急要請を行った。

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