首都圏の外出自粛の影響、関西にも「子供を実家に」

マスク姿が目立つJR大阪駅前=23日、大阪市北区(沢野貴信撮影)
マスク姿が目立つJR大阪駅前=23日、大阪市北区(沢野貴信撮影)

 東京都の小池百合子知事ら首都圏の知事が新型コロナウイルスの爆発的患者急増を回避するために要請した、今週末の不要不急の外出自粛要請。ただ、仕事などの関係で週末に首都圏との往来を予定する人は関西にも多く、JR新大阪駅では困惑や不安の声が聞かれた。

 東京都府中市の会社員の女性(33)は27日午後、2人の子供と大阪府内の実家に帰省するため、新幹線でJR新大阪駅に到着した。夫は都内に残っており、子供2人は実家に預けて自身も週明けには都内に戻る予定という。「都内で土日の外出自粛要請が出たので急遽(きゅうきょ)戻ってきた。学校は休校続きで、子供たちもストレスがたまっている状況だけど、感染の拡大で外出自粛要請がいつまで続くのか、見通しが立たないので」と話した。

 東京都内に単身赴任中という警備会社役員、森勝俊さん(70)もこの日、大阪府内の自宅に帰省するため、新大阪駅に到着。毎月2回は週末を利用して帰省しているといい、「仕事の関係先では、工事停止や時短営業などによる収入減が発生している。今後さらに影響は広がるかもしれない」と不安を漏らした。

会員限定記事会員サービス詳細